ハンドケアのすすめ

「足つぼマッサージで病気がわかるの?」の回で、「反射区」について軽くお話ししました。
今回は、手にも反射区があるんですよ、というお話です。

足の反射区というのは 両足を揃えて裏から見たときに、人間が胡坐をかいた状態に対応してると言われます。
実は手にも 足裏と同じ理屈での反射区があります。足つぼの回で 医学的な因果関係については言葉を濁したよつばではありますが、臨床的には やはりある程度の成果はあるなぁというのが実感です。例えば、膀胱の反射区をしっかり押すと すぐにお手洗いに行きたくなるとか、ストレスが多いと自立神経の反射区がズキズキするなど、足裏と体のつながりを完全に否定することはできません。東洋医学って、すごいですよね。どうやって調べたんでしょう・・・。

ご来店いただいたお客様に主訴(一番しんどいところ)を聞いて、手と答える人はほとんどいません。たまに腕とおっしゃる方はいらっしゃいますが、その場合は 二の腕から手首までを指すことがほとんどで、手のひらをもみほぐすと実はお疲れが出ていたことに気づいて驚かれます。足はお疲れを感じやすいのでフットケアをされるお客様は多いですが、手はわりとおろそかになりがちです。
お仕事中 なんか疲れたなぁと感じた時、靴下やパンストを脱いで足裏のケアをするのは難しいと思いますが、手のひらなら 簡単にセルフケアができるのでオススメです☝️親指の腹や親指か人差し指の関節を使って手のひらのゴリゴリした部分を流すようにほぐしてみてください。すっきりして仕事の効率があがること間違いナシです(^_-)-☆

ストレスで刺激を求めてしまう?

占いの話題ばかりで、からだのことがおろそかになってるなと感じているよつばです。
今回は、ストレスと施術の強さについて考えてみたいと思います。

もみほぐしを受けたことのある方は、セラピストにどれぐらいの強さを求めますか?
痛ければ痛いほど気持ちいいと感じる方や、逆に苦痛に感じる方もいらっしゃったり、痛みや気持ちよさの感じ方は人それぞれですよね。では、どれぐらいの強さで押してもらうのがいいのでしょうか?
中には、強く押してもらうほどよくほぐれると思って痛いのを我慢される方がいます。確かに ある程度の強さは必要かと思いますが、リラクゼーションは治療ではないので やはり気持ちよさは必須だという考えと、体的にも 身構えて力が入ったり息が止まるほどの強さで押されると 強さのわりにほぐれなかったり、もみ返しがきて余計にしんどくなる可能性があることから、私は 痛気持ちいいぐらいをお勧めしています。
とはいえ、「痛気持ちいい」の加減が おそろしく強い方がいらっしゃいます。よつばの経験上、そういう方は ほぼ100%ストレスが原因です。毎回異常な強さを求めてこられる方が、仕事を辞めた途端に普通になったり、いつもはちょっと強めかなぁぐらいの方から激強を求められたので「何かありましたか?」とおうかがいすると、プライベートでちょっと色々重なって・・・とおっしゃったり。
異常に甘いものや辛いものが食べたくなるのは、脳が刺激でストレスを緩和させたいからという説があるので、強さを求めるのも その一種のような気がします。たまには、自分のご機嫌を取ってくださいね!

足つぼマッサージで病気がわかるの?

みなさんは、リラクゼーションサロンで足つぼマッサージを受けたことがありますか?あまり受けられたことのない方は テレビ番組の罰ゲームでやっているような悲鳴をあげるぐらい痛い施術が思い浮かぶかもしれませんが、リラクゼーションの足つぼマッサージは クリームやオイルを使ってリンパの流れを促すのが一般的で、足裏の一点に圧力をかけるときも 悲鳴をあげるぐらい痛くするサロンはまずないと思います。

足つぼの施術中に一番多く受ける質問が「そこが痛いとどこが悪いんですか?」「どこが痛いかで、悪いところがわかるんですか?」セラピストは、もれなく全員聞かれたことがあると思います。
リラクゼーション的な解答としては、いちおう足裏の場所によって「反射区」と言われる体に対応するエリアがありますが、心臓の反射区が痛いから心臓の病気があるなどとは一概には言えませんし、痛むところを押したからといって病気が良くなるというものでもありません。何かしらのサインが出ていることはあるかもしれませんが、歩き方や体重のかけ方の癖が足裏のお疲れとして出ることもありますし、足つぼマッサージで病気を当てることはできません。気になることがあれば、お医者さんで検査を受けてください。というのが模範解答となります。東洋医学の先生のご意見はまた違うと思いますが、クレームは受け付けておりません(笑)
足裏やふくらはぎを刺激することで血行が良くなり、疲労回復や免疫力の向上に貢献することはあると思いますが、病気の発見や治癒が目的であれば医療機関を受診されることをおすすめします。

ちなみに、足裏にツボはほとんどありません。ここまで足ツボの話をしてきて、えっ?てなりますよね。
便宜上、胃のツボとか膀胱のツボなどと表現することはあるかもしれませんが、それは「反射区」と呼ばれるエリアのことであって、点で表される足底のツボは「湧泉」しかありません。もうひとつ「失眠」というツボがありますが、経絡には所属していないので、厳密にはツボ界では湧泉とは少し立ち位置が違うそうです。ツボ界の立ち位置って、なんやねん・・・

以上、足ツボの豆知識でした。
結論、そんな小難しいことを考えずに、気持ちよければいいと思います!

肩こりについて ※よつばの個人的見解

今日は、ご来店されるほとんどの方が悩まされている「肩こり」について、かみくだいて語ってみたいと思います。※個人的意見であり、医学的に証明されているものではありません。

まず 肩こりの原因として言われているのが、筋肉の疲労や血行不良があげられます。例えば右肩でばかり重い荷物を持つ人は右肩がより凝りますし、同じ姿勢が多かったりエアコンなどで体が冷えたりで血行が悪くなると凝ります。
ここからは よつば的見解です。たくさんのお客様の施術を通して、「肩こり」がメインでご来店され、結果 一番ケアするべき部位は「首」でした、のパターンが 多いこと多いこと!
ではそれは一体なんでだろ~う、ということで、よつばの独自アンケートの結果(←お客様に、何したらこんななったの?って聞いただけ)
①眼精疲労
②精神的ストレス
③歯の不調
大半の方が、どれかに当てはまります。
これって、肩こりというより 首や顔の疲れよねって思いますよね?そうなのです!そして、ひとつひとつが独立したものではなくて、それぞれに影響し合っているのです。
眼精疲労から側頭部、後頭部、首の筋肉まで緊張し肩こりにつながったり、ストレスから歯を食いしばり 首筋が張り肩こりに…ほらね、最終的に肩こりになるから、どこがしんどいですかと聞かれると「肩こり」って言っちゃうんです。まぁ、そこを探って見つけていくのが施術の楽しさでもあるんですけどね。
そして、揉んでも解決しないストレスを軽くできたらなぁという発想で、タロットにたどり着いたよつばでした。
スッキリしない肩こりのある方は、参考にしてみてくださいね。